花粉による鼻炎

症状改善の根本的な治療

毎年、春先になると、天気がどんなに良くても、外に出たがらないという方がいます。そういった方というのは、大概は天気予報のスギ花粉の飛散状況をたいへん気にされておられるのではないでしょうか。そう、花粉症の方がそれです。花粉症とはよくいいますが、これはアレルギー性鼻炎とも言い表せます。というのも、花粉症はアレルギー性鼻炎の一種で、またの名を「季節性鼻炎」ともいいます。「季節性鼻炎」とは花粉症に代表されるように、おもに季節の変わり目に発症します。これの他に慢性的にアレルギー性鼻炎の症状に悩まされる「通年性鼻炎」があります。これは「季節性鼻炎」の症状が長期化した場合にも、これに取って代わることもあるので、花粉症といっても決してあなどれるものではありません。

耳鼻科などの専門医に診てもらう場合、その多くではまず、薬の処方からはじめられます。薬がもしも有効な手立てであれば、そのまま薬による治療がはかられ、どんなくすりも有効ではないと判断されれば、手術による治療に移ります。この手術とは、レーザーや高周波を使って、鼻の通りを悪くしている鼻粘膜組織である下鼻甲介という所の肥大化した部分を、小さくするというのものになります。手術と聞いて身構えられる方もおられるかと思いますが、これは決して、大げさなものではなく、入院の必要はなく、日帰りで受けることが可能です。術中の痛みや出血などはほとんどなく、術後の経過も極めて良好であるとされています。保険も適用されるので、一般の方なら3割での負担で済みます。